こんばんは。
今日も、杉井先生の「こおろぎ」96年10月号です。
25年前の記事ですが、今でも学びになりますね。
こうした教えは、普遍的なものなのかと思いました。

躾については色々な意見を頂きましたが、それぞれが良いと思う方法でされたらいいと思います。叱る人もいて、見守る人がいて子供達は学んでいくことでしょう。
ただ私個人としては、たとえどんなに正しい意見であっても、よほどの緊急性がない限り、「叱る」と か「脅かす」または「エサで釣る」という方法をとりたくないと思っています。
なぜなら子供にとって大人は絶対に勝ち目のない相手だからです。
そうした絶対に負けない「力」を背景にした人間関係でどれほど私達は嫌な思いをしてきたことでしょう。自分より強い者にしないやり方を自分より弱い者にするのは卑怯だと思うのです。
その結果、以前の私のように「力さえあれば、意見が通る」と思い込み、力をつけることに一生懸命になったり、自分の子供だけではなく他人に対 しても力を使って自分の好みや価値観を押し付ける大人が増えるかも知れません。
そうやって戦争って起こってきたのではないでしょうか?
そして更に力を蓄えるようになっていきます。
もし「こおろぎ」に書かれた内容があなたと同じ考え方だから読むけれど、あなたの考え方と違っていたら読まないのなら、あなたは何と付き合っているのでしょう?
「こおろぎ」もしくは「今の杉井保之 という人間」とではなく、「 自分の正しさ」とかも知れませんね。
時々、人との交際を完全に切ってしまう人がいますが、これも絶対に負けないやり方で、切った方が上 、切られた方が下の関係となり私は好きではありません。確かに、無理して考え方の違 う人と付き合う必要もありませんが、これまで切り捨ててきた人達も「人」ではなく自分の考えを映す「鏡」だったのかも知れませんね。
でも期待通りに映らないからといって、なにも切らなくたって「へ~っ、こう映るんだ」と付き合ってもいいじゃないですか?
基本的に「怒る」という感情は「正しい人」が「正しくない人」に使う感情です。
肌の色は「黄色」でなくてはいけませんか?
目の色は「黒」であるべきですか?
利害や好みが対立するとき「力」という安直な方法を使うのではなく、どう互いを尊重し理解し合えるかが一番の躾け (教育)
ではないかと私は思うのです。

この文章は考えさせられました。
私は、子どもたちや社員さんに、いつの間にか力を使っていたのかもしれません。
そんな自分が見えたように思います。
今後、お互いを尊重しあえる関係で、家族も仲間も関係を作っていきたいです。
怒ったり、脅したりの駆け引きみたいなことはしないようにしていきたいです。
していたつもりはなくても、していたのかもしれません・・・。


 
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まるたか農園

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